今週は、私が、20才の頃、やっぱ大人になるっていうのは、
こんな感じがカッコイイのだろうなぁと思い、
漠然とした憧憬を持って、聴いていたアーティストを
取り上げさせてもらっている分けですが、
本日は、ボズ・スキャッグスで行ってみたいと思います。
苦み走った、渋い大人っていうんですかね、
まさに、アダルティーな感じがするのですが、
正直、高田純次似であることも否めないところです(笑)
前回は、ブラコンということでしたが、それと並行するが
ごとく流行った、AORということに今回はなります。
70年代後半辺りの当初は、ソフト&メローと言われてたように
思いますが、その発展形といった感じになります。
ブラコンがソウル・ミュージックを都会的にソフィスケイト
したものであるとすれば、AORは、ロックを同様な感じに
したものでもあり、さらに、ロックと黒人音楽との融合が
より図られたものということになります。
80年代というのは、そういった、ソフィスケイトと融合が
推し進められた時代でもあったように思います。
(・・・でも、ここで言うAORとは、日本独特の間違った
使い方のようで、アメリカでは、一般にACと言われて
いるようです。詳しくはコチラでどうぞ)
で、本日選んだのは、「ウイ・アー・オール・アローン」、
昔は邦題もあって「二人だけ」と付けられてます。
「私達は皆孤独」と訳してしまいそうですが、
やはり、邦題どうりの意味で「私達は全くの二人きり」
というか、すなわち「二人だけ」ということになります。
(原詞、訳詞はコチラでどうぞ・・・ってか今回は映像にも
出てきます。そして、この曲について詳しくはコチラで)
ほとんど、スタンダート化している名曲ということに
なると思います。1976年発表の、AORの幕開け的な意味
で重要というか、ポピュラーシーンにおいても名盤と
言われて久しいアルバム「シルク・ディグリーズ」に
収録されている一曲です。
拝借させてもらった映像は、なんだか、息白っ!
って感じですけどね、まさにこの時期ということで
臨場感(?)があって、良いのではないでしょうか(笑)
ということで、まったりとした週末をお迎えください
って感じになりますか(笑)、ボズ・スキャッグスで
「ウイ・アー・オール・アローン」です。
Boz Scaggs - We're All Alone
