斎藤佑樹投手の入団交渉権を日ハムが獲得したりだとか、
季節外れの台風が接近中などというニュースが
目を引きましたが、そんな軽い前置きも織り交ぜつつ、
秋の夜長、アコースティックな調べということで、
本日も、ココ、ブログ★ラヂオはお送りしてまいります。
登場となるのは、カサンドラ・ウィルソン、曲は、
「ハーヴェスト・ムーン」です。
1996年、ブルー・ノートから発表され、絶賛を浴びたアルバム
「ニュー・ムーン・ドーター」に収録された一曲です。
選ばせて頂いた映像は、イントロから何やら尋常じゃない
空気の漂う、非常にユニークな演奏形態、実に彼女独特の
世界が繰り広げられていく分けですが、静かな演奏ながらも
つい引き込まれていってしまうのは、
間違いのないところだと思います。
男勝りのドスの効いた低音で歌う彼女も、ホント、ユニーク
なんですけど、それでいて、超上手い、現代を代表する、本格派
ジャズシンガーであるとも言えます。
因みに、この曲「ハーヴェスト・ムーン」なんですけど、
オリジナルは、ニール・ヤングの名曲ということで、
これまた、畑違いのジャンルからのユニークなカバーになってます。
もっとも、カサンドラは、ジャズにカテゴライズされる人では
ありますが、あまりそこにこだわるという分けでもなく、ある意味
ミクスチャー、そして、オーガニックといった音楽性が、
この人の持ち味になってます。
ニール・ヤングのオリジナルは、↓URLで聴けるので、
興味のある方は、どうぞ。こちらも、メインにしたいくらいの
良い演奏でした^^
http://www.youtube.com/watch?v=ADUC4l6t3Bk
ということで、「ハーヴェスト・ムーン」、
意味は、「中秋の満月」(goo調べ)となるようですが、
カサンドラ・ウィルソンでどうぞ。
Cassandra Wilson - Harvest Moon