夏を演出してみようということでしたが、本日は、
大御所サンタナの登場で、とりあえず、今週のところは、締めといった
感じにしたいと思います。
前回のマット・ビアンコは、人の名前だと思いきやグループ名でしたが、
このサンタナも、実はグループ名で、ギタリスト、カルロス・サンタナが
率いるバンドの名前がサンタナという、ややこしいことになってます。
・・・ってサンタナが登場する度に同じようなこと書いてますけどね、
テストに出そうな重点項目ということで、口をすっぱくして言ってる
分けですが、もちろん、サンタナは、1960年代の後半から活躍を続ける、
ロックの殿堂入りも果たしたビッグネーム、ロック史上においても、
ラテン・サウンドを大胆に取り入れ数々の傑作アルバムを発表し、
多くのアーティストに影響を与え、多大な功績を残したバンドになります。
でも、まぁ、長いことこの世界にいると、当然のようにスランプの
時期というのもある分けで、このサンタナも1980年代くらいからは
そんな状況に陥っていくのですが、そのスランプから不死鳥のごとく
脱した1999年の大ヒット曲、「スムース(Smooth)」が
本日のチョイスです。
今週のテーマ、ラテン・テイストのポップスと言うには、
本格的なラテンの感じだったり(エロかったり官能的)、
ロックっぽかったりで、いままでの爽やかテイストとは異なりますが、
でも、まぁ、アメリカでは、12週連続で1位にも輝いてるなんてこともあり
ますし、やはり、ポップスの名曲ということにもなるんじゃないかと思います。
アルバムで言うと、「スーパーナチュラル」に収録されている分けですが、
このアルバムの特徴として、エリック・クラプトン、デイヴ・マシューズ、
ローリン・ヒル・・・etc.といった多彩なゲストと共演した曲がライン・アップ
されているんですけど、以降この傾向は、サンタナの作品作りにおいては、
現在まで続く感じになってます。「スーパーナチュラル」、私も持って
ますけどね、凄く良く出来ていて、聴き応えのある傑作だと思います。
で、この「スムース」は、アメリカのシンガーソングライターで、
マッチボックス・トゥエンティというバンドにも所属する、
ロブ・トーマスとの共演になり、ロブ・トーマスによる書き下ろしで、
ヴォーカルをとってます。まぁ、この曲のヒットで、この人は一躍有名に
なったってことにもなります。
歌の内容は、「君は、スムースだ、素晴らしい!」ってことなんですけど、
何がスムースかというと、立ち振る舞い、所作、諸々、エロ事って
感じになるのかな(笑)
ということで、聴いてるとなんだかヴォーカルが桑田佳祐に
思えてきたりもする、サンタナfeat.ロブ・トーマスで、
「スムース」です。
(サンタナについて詳しくは、コチラ、そしてコチラが面白かったです、
興味のある方はどうぞ。歌詞・和訳はコチラで掲載されてます。)
Santana - Smooth (feat. Rob Thomas)
