オータムを感じる音楽を並びたててお送りしているここのところの
ブログ★ラヂオ、ではありますが、なんか今年は夏が
異常に強力で長かったせいか、なかなか、秋を
イメージする落ち着いた感じにはなってないような気が
するんですよね。「そうだ、京都へ行こう」と言われても
いまいちピンとこないような(笑)
世間も、落盤事故からの生還とか、奄美の大雨とか、
いろいろ騒がしいようですし。
まぁ、そんな最中、10月も最終週を迎えるってことになりますが、
いよいよ秋も本格化へと向かって行くことと思われ、
今週もまた、ココでは、秋に彩りを添えるような音楽
ということで、一週間綴らせていただこうと考えています。
で、今週は、アコースティックなサウンドに焦点を当てて
とでもいいましょうか、先週も、まぁ、そう言えばそうなってて、
引き続きってことにもなるかとは、思いますが、
もう少しジャンルの幅というかサウンドの幅を拡げて、
色々な音楽を聴いていこうと思ってます。
最初の登場になるのは、スーパー・ギター・トリオ、
ちょっとグループ名はダサ目ですが^^、超テクニシャン揃いの
ギタリスト三人衆の演奏でお送りしたいと思います。
このグループ、その時々で、メンバーの入れ替わりがあるよう
なのですが、一般的に、スーパー・ギター・トリオと言えばこの人達
という時のメンバーのものを、今回アップの映像では、
チョイスさせてもらっていて、向かって左から、パコ・デ・ルシア、
アル・ディ・メオラ、ジョン・マクラフリンになります。
これは「フラメンコ」と言っていい感じの演奏になりますが、
曲は、「メディタレニアン・サンダンス」、邦題を「地中海の舞踏」
といって、元々はアル・ディ・メオラの「エレガント・ジプシー」に
収められたもので、スーパー・ギター・トリオとしては、1980年に
発表され結構な人気を得た、ライヴ・アルバム
「フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ」に収録されているものが
有名です。因みにこのライヴ盤での、この曲の演奏は
アル・ディ・メオラとパコ・デ・ルシアのデュオによる
演奏になってます。(詳しくはコチラ←クリックでどうぞ)
で、この映像は、おそらく、1996年に再び3人が顔を合わせた
ものになるものだと思われます。
とにかく速く弾くことに関しては、エキスパートの3人衆ということで、
メロディーこそ、哀愁を帯びてますが、私としては、あまりにも速く
左指や、弦をはじく右手が動くので、なんだか嬉しくなってくる
というか、見終わった後には、思わずガハハと笑ってしまいましたが、
それほどの、なかなか痛快感のある映像でもあると思います。
息もピッタリだし。
ということで、秋のアコースティック・サウンド第一弾、
スーパー・ギター・トリオで、「地中海の舞踏
(メディタレニアン・サンダンス)」です。
Paco De Lucia, John McLaughlin, Al Di Meola
Super Guitar Trio - Mediterranean Sundance
