ジメジメ感にまとわりつかれながらのブログの更新になりますが、
今週は、一年の半分が終わるということもあり、ハード/メタルな
サウンドで、華々しい花火を打ち上げ、今年後半に雪崩れ込もうと
いう算段と、このジメジメな感じを吹き飛ばす音楽でお送りしている
ブログ★ラヂオになります。
本日は、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin、以下ツェッペリン)
の登場で、曲は、「アキレス最後の戦い(Achilles Last Stand)」
をピックアップして参ります。
本人気付いていませんでしたが、過去の記事を見たら(コチラ下方)
ほとんど、この梅雨の時期にツェッペリンは登場してくることが
多いようで、恒例みたいなことにもなってますが、こんな凄いバンド、
もっと取り上げればいいと思うんですけどね~、流れ上
なかなかそういうことにはならないみたいです^^
1976年発表のアルバム「プレゼンス(Presence)」の冒頭に収録
された一曲で、もうコレ聴いただけでお腹一杯になるような、
10分を越す長い演奏を全速力で疾走し続けるけるといった曲で、
聴き終えると疲弊感すら漂いますが、このアルバムは、さらに、
このままのテンションのいずれ劣らぬ曲が最後まで並ぶという、
ツェッペリン後期の一つの到達点、傑作アルバムになります。
(その辺の傑作ぶりは、過去にコチラの記事でもちょこっと触れて
ます。「プレゼンス」につては詳しくはコチラのWikiを、
レッド・ツェッペリンについて詳しくはコチラをどうぞ)
「アキレス最後の戦い」、何か大仰なタイトルなんですけどね、
曲調はまさにそんなイメージですが、コチラWikiを参照
すると、ヴォーカルのロバート・プラントが、「プレゼンス」
制作前に交通事故に遭い重症を負っていて、そこから復帰しての
レコーディングになるのですけど、レコーディング中、
曲の出来の良さに興奮したプラントが、スタジオをみだりに
動き回り転倒してしまい、事故で負っていたかかとの傷が開いて
しまったことに由来するとのこと、すなわち、アキレス腱のこと
らしく、ギリシャ神話のアキレスとは直接の関係はないようです。
(初めて知りました(笑)、原詞対訳はコチラのサイト様で
掲載されてます。曖昧な断片的なイメージが次々に書き殴られて
いるといった印象の詞で、説明的な部分は一切排除され、結論だけ
が書かれてるといったもの、そこに一貫した意味を見つけようと
すると難解で、トータルなイメージとして捉えるものなんだと
思いますけどね、強いて言えば、希望と不安に満ちた新たな旅立ち
といった感じが歌われているように思えます)
思い起こせば、1976年、私的には、ビートルズとは違うロックと
いうことで、いろいろ興味を持ち始めていた頃で、
この「プレゼンス」は、リアルタイムで聴くことができたのです
けどね、それまで聴いたことのない凄まじい音に、ぶったまげたのを
今でも鮮明に覚えてます。ただ、この年は、セックス・ピストルズも
デビューしていて、パンク、ニューウェイヴの勃興なんてことも
あり、ロックはまた違う局面を向かえることにもなっていて、
状況的には、結構ややこしい時代だったりもします。
ということで、貼らせて頂いたライヴ映像も結構な迫力なんですが、
やっぱ、ジョン・ボーナムのドラムは凄いってことにもなります
かね~、鬼気迫る鬼神のビートを叩き付けるリード・ドラマー
ってな感じですが、もちろん、ギターはジミー・ペイジの
レッド・ツェッペリンで「アキレス最後の戦い」です。
Led Zeppelin - Achilles Last Stand
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