ブルース臭がどうのこうのと、ツッコミどころ満載の
訳の分からないことを書いてしまったなあと、
今読み返してみて思うのですが、
今回の分類はイケてると思います。
音楽ファンは、このように分かれてると考えます。
1.音やリズム、ハーモニーで積み上げられ、構築された世界の
見事さに感動し重視する派と、
2.音(声)そのもの、リズムそのもののノリとか間とかを好む派
3.音楽から伝わってくる熱さみたいなものしか信じない派、
例えば、長渕剛(とは限りませんが)のファンといった人達、
また逆に、和みや安らぎを重視する人達、極端に言えば演歌や童謡のファン。
まったく別のようですけど、この方々の場合
個人の思い入れ的な部分が多く関わっているという点で私は同種と考えます。
1番のタイプはクラシカルな、アート指向とでも言いましょうか、
とにかく美しいものを好む知的な人という感じです。
代表的なのはプログレッシヴ・ロックって感じですかね。
2番の人は良い意味でアホっつっちゃやっぱ失礼かな、
感覚的に生きてる人、もしくは、感覚的に生きることに
憧れを持つ人、それを望む人。アートで言えば前衛的なもの、
ポップアートとか。まあブラック・ミュージックってとこでしょうか。
3番は生き方そのものに音楽が関わってきているというか、
文学的な人に多いタイプです。または情的なものを好む人達ですね。
あくまでも大別するとということで、実際にはそれぞれが微妙に
絡み合ってくるのですが…。
なんてことを最近いろいろな方のブログを拝見するようになり
ついつい考えてしまいます。
で、話はやっと本題ということで、今日は昨日のボズのビデオにも
しっかりとスーパー入りで出てました、バックを勤めていた、
ポーカロ兄弟、デヴィッド・ペイチを有するTOTO(トト)の
ピック・アップです。ジャンル的にはロックともとれますが、
AORに区分されることも多いようです。
先ほどの分類で言えば、間違いなく1番のタイプです。
それではTOTOで、AORなシリーズということで選んでみました、
「99(ナインティー・ナイン)」です。
TOTO - 99