ジャズ・フェスティバルの開催などと昨日はミエを切ってますけど…
もちろん、本日もその路線でまいりますが、
登場するのは、ロバート・クレイとケブ・モの共演ということに
させていただきます。それって、普通にブルースじゃん…
って、まあそうなんですけどね、最近はこういったルーツ・ミュージックと
呼ばれるものも、ジャズの範疇に組み入れられることも多いように思います。
ジャズのルーツでもあるので、ジャズってことでもいいかって
まあ、そういことなのでしょう。
そして、ロバート・クレイもケブ・モも1980年以降にデビューしていて、
新しめ、モダンなブルース・マン、ルーツ・ミュージックの正統な
継承者ということになると思います。
ロバート・クレイという人は、洋楽ファンであれば知ってる人も
多いと思われる、ブルース・マンとしては、異例の「Smoking Gun」
というヒット曲を持つ人です。80年代には、様々なところで騒がれて
いたのを思い出して、あー、懐かしいって感じですけど、
とにかく、チャキチャキで、キレキレの江戸っ子のような
ブルースを演奏していた様子が思い出されます。
ケブ・モは、最近の環境にやさしいロハスみたいな、そんな感じの
音楽として、人気があるように思うのですけど…私の印象として。
もちろん、正当派のブルースを演奏していることには、
間違いないのでしょうが、コテコテ、ドロドロのブルースというよりは、
ソフィースケイトされた、聴きやすいものになってます。
その辺は、ロバート・クレイにもいえることですけど、
ケブ・モの方がより、あっさり感、サラサラ感があるように思います。
都会的とさえ言えなくもないところがあって、変な表現ですが
現代にマッチしたブルースという感じもあり、ひょっとしたら、
この先大ブレークがあるかもしれないと、ひそかに思ってます(笑)
で、そんな二人が演奏するのは、そりゃもう、コテコテの
スライド・ギターでしられる、エルモア・ジェイムスの
「12 Year Old Boy」です。この二人ですからね、まあ、あっさりと
演奏しちゃってますけど。にしても、なかなか聴き応えのある
ボーカルとギターで、ついつい見入ってしまういい演奏だと思いました。
ということで、ロバート・クレイとケブ・モのコラボ、
「12 Year Old Boy」です。
(因みに、帽子を被っている方ががケブ・モです)
Robert Cray and Keb'Mo - 12 Year Old Boy